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DJI、フィルム制作向け8Kドローン「Inspire 3」を再注目!Netflix公式承認&7月17日新マッピング参入で話題集中

DJI Inspire 3(画像出典:DJI - Official Website)
DJI Inspire 3(画像出典:DJI - Official Website)

2025年7月、プロの映像制作現場で高く評価されるDJIの最新シネマドローン「Inspire 3」が再び注目を集めています。本体の8K動画記録機能やRTK高精度飛行などのスペックに加え、今年に入りNetflixが公式製作使用を承認された点が大きく話題に。また、7月17日に発表予定のドローンマッピング向け新製品関連情報も先行ティザー公開され、業界全体の関心が急上昇中です。

■ 8K/75fps ProRes RAW と 8K CinemaDNG 完備

Inspire 3は、全画面8K/75fps ProRes RAW出力および8K CinemaDNG/25fps記録をサポートしており、被写界深度やダイナミックレンジの豊かな映像をそのまま収録できます。これはまさに、映画・CM・ドキュメンタリーなどの本格映像制作現場向けの機材となっています。

■ Netflix公認による制作現場での信頼性

2025年4月、Netflix製作物向けロケ撮影においてInspire 3の使用が公式に承認され、**同機が“Netflix承認ドローン”**として認定されました。これにより、ハイエンド制作会社からの信頼感が一層増し、次世代のスタンダードとして位置付けられています。
映像スタジオや映画制作者が安心して採用できるDJIの信頼性が、改めて裏付けられた形です。

■ RTKによる超高精度飛行&360°ジンバル

Inspire 3は、RTK対応によってセンチメートル単位の位置精度飛行が可能です。複雑なロケーションでも安定したフライトが実現でき、Waypoint Proを利用した精密な飛行ルートの自動撮影にも対応。
またジンバルは360°回転が可能で、障害物回避に強く、映像の自由度が格段に広がりました。

■ ナイトビジョン機能&広視野FPVカメラ搭載

1/1.8インチ センサー採用のナイトビジョンFPVカメラが搭載されており、**161°超広視野ライブ映像(1080p/60fps)**を提供。夜間や暗所でのフライト撮影にも強く、撮影現場の自由度がさらに高まります。

■ 映像伝送システム「O3 Pro」

O3 Proビデオ伝送技術により、リモートコントローラ/撮影オペレータとの高信頼1080p/60fps映像伝送が可能。遠距離での実用運用や、安定性が求められる現場で重宝されます。

■ 7月17日、ドローンマッピング領域への拡張

DJIは7月17日にドローンマッピング分野に向けた新発表を控えており、ティザー映像には3Dポイントクラウド化された日本の城が登場。「世界をデジタル資産に」というキャッチコピーが示す通り、Inspire 3のRTK技術と組み合わされば産業用途への横展開も期待されます。

■ 制作現場での導入事例

ロサンゼルスを拠点とする映像制作会社「Beverly Hills Aerials」は、Inspire 3を長期的に導入しています。9方向障害物センサー、デュアルネイティブISO、O3 Pro伝送により、狭所撮影や車両追跡なども高精度・効率的に実現していると評価されています。実際にNetflixやSony作品などでの撮影にも活用されており、**“最も信頼されるドローン”**として定着しています。

■ 日本での導入と価格情報

Inspire 3単体の価格は約1,4997ドル、日本円では約220万円前後と高額ながら、ProRes RAWライセンス付きやRTK+Leica DLマウント対応パッケージも選択可能。映画・ドキュメンタリー・産業用途・農業計測など、需要の幅は年々拡大しています。欧米では販売在庫が限られる中、日本でも正規代理店を通じた導入支援やワークショップが増加しています。

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