発売間近か、海外ショップで事前掲載
ソニーの次期ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VII」が、海外の小売サイトに事前掲載され、詳細なリーク画像とスペックがオンライン上に登場しました。正式発表は目前と見られ、2025年の注目モデルの一つとなる可能性があります。
ミニマルデザインと21:9シネマティックディスプレイ
リーク画像によると、Xperia 10 VIIはソニー独自のミニマルなデザイン哲学を継承しながらも洗練された外観を採用。縦長の21:9アスペクト比ディスプレイは、マルチタスクや映画鑑賞に適しており、他社の幅広端末との差別化要素となっています。
6.1インチOLEDフルHD+ディスプレイはHDR10をサポートし、映像やゲームに鮮やかで没入感のある体験を提供。ベゼル内にフロントカメラを配置することで、ノッチやパンチホールのないシンプルな画面を実現しています。
音楽・映像ファン必見のマルチメディア性能
ソニー伝統のマルチメディア性能は健在。3.5mmイヤホンジャックを搭載し、Hi-Res Audio、LDAC、DSEE Ultimateに対応。ステレオスピーカーも備え、音楽や映画鑑賞に最適です。
さらに、防水防塵性能はIP65/68を維持し、日常使用での安心感も確保されています。
Snapdragon 6 Gen 1搭載、長持ちバッテリー
内部にはQualcommのSnapdragon 6 Gen 1を採用し、8GB RAMと128GB/256GBストレージ(microSD対応)を提供。
バッテリーは5,000mAhで30W急速充電に対応。ソニーの省電力ソフト最適化により、ヘビーユーザーでも一日十分に使える設計となっています。
トリプルカメラで幅広い撮影に対応
背面には縦配置のトリプルカメラを搭載:
- 48MPメイン(OIS搭載):暗所から日中まで安定した撮影が可能
- 8MP超広角:風景やグループショットに最適
- 望遠2倍光学ズーム:ポートレートや遠距離撮影に対応
フロントには8MPカメラを備え、SNSやビデオ通話に十分な品質を確保しています。動画撮影では4K録画やHDR撮影にも対応する見込みで、クリエイター向け機能も強化されています。
Android 15搭載、安心のアップデート保証
OSは最新のAndroid 15を搭載予定。ソニーは3年間のOSメジャーアップデート、4年間のセキュリティパッチ提供を継続する見込みで、将来性の高い選択肢となります。
接続面では5G、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFCをサポートし、最新規格に完全対応しています。
日本と欧州市場での注目度高まる
Xperia 10 VIIは、映画視聴に特化したディスプレイ、堅牢なバッテリー、オーディオ機能、拡張性のあるストレージなど、独自の強みを備えています。大型化や派手な仕様に偏る他社製品に対し、コンパクトで実用性を重視するユーザー層に強く訴求するモデルとなりそうです。
特に日本や欧州市場では、このようなコンセプトのスマートフォンが依然として人気であり、ソニーの戦略に合致しています。
発表は間もなくか
リーク情報に加え、海外リテールサイトでの事前掲載は公式発表が近いことを示唆しています。価格帯は未確定ですが、競争の激しいミドルレンジ市場においても、Xperia 10 VIIは独自の存在感を放つ一台になると予想されます。
出典: PhonesWiki