ソニー、ミッドレンジ新機種「Xperia 10 VII」を発表:Pixel風カメラデザインと120Hz OLED搭載
デザイン刷新:Pixelを思わせる横長カメラバー採用
ソニーは、ミッドレンジモデルの最新機種「Xperia 10 VII」を正式発表した。フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」が前モデルのデザインを継承したのに対し、Xperia 10 VIIでは新しい横長のデュアルカメラデザインが採用されている。外観はGoogle Pixelシリーズを彷彿とさせるスタイルで、ソニーの中でも新鮮な印象を与える。
120Hz対応の6.1インチOLEDディスプレイ
ディスプレイは6.1インチOLED(2,340×1,080 / 19.5:9)を搭載し、リフレッシュレートは120Hzへ進化。依然として上下にベゼル(額縁)が存在するが、そこにはステレオスピーカーが内蔵されており、音響面にも配慮されている。さらにGorilla Glass Victus 2による保護とIP68防水防塵性能を備え、日常使用にも十分耐えうる設計となっている。
また、最近では珍しくなった3.5mmヘッドフォンジャックも引き続き搭載している点は、オーディオ愛好家にとってうれしいポイントだ。
Snapdragon 6 Gen 3搭載、microSD対応も健在
内部構成はQualcomm Snapdragon 6 Gen 3を採用し、8GB RAM / 128GBストレージを備える。さらに、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットも搭載し、ストレージ拡張性を確保している。
カメラ性能:50MPメイン+13MP超広角のデュアル構成
背面には5,000万画素(f/1.8・1/1.56型・OIS対応)メインカメラと、1,300万画素(f/2.4・1/3.0型)超広角カメラを搭載。
フロントカメラは800万画素(f/2.0)で、セルフィー用途にも対応する。
ソニーらしく物理シャッターボタンも健在で、撮影体験を重視するユーザーに向けた設計が光る。
長時間バッテリーと安心のアップデート保証
電源には5,000mAhバッテリーを搭載し、最長2日間の駆動を実現。充電はUSB-PD対応の有線充電に対応している。
ソニーはまた、Android OSの4回アップデートと6年間のセキュリティ更新を保証しており、長期的な利用にも安心だ。
発売時期と価格
現時点ではマレーシアなどでの価格や発売日は未定。ただし、前モデルのXperia 10 VIは**2,199リンギット(約72,000円)**で販売されていたため、価格帯はおそらく同程度になると予想される。
出典: MSN