LineageOS 23が登場:Android 16ベースで100機種以上に対応、PixelやXperiaなどもサポート
Android 16体験をより多くの端末で
Android 16の正式配信が一部デバイスで始まる中、Google純正のアップデートを待たずに新機能を体験できる方法が登場しました。
人気のカスタムROM「LineageOS 23」がリリースされ、100機種以上の新旧Androidデバイスで利用可能となっています。
LineageOS 23はAndroid 16初期版をベースに構築
今回の「LineageOS 23.0」は、Android 16初期リリース版をベースにしています。最新の「Android 16 QPR1安定版」ではない理由は、Googleがそのソースコードをまだ一般公開していないためです。
Googleは近年、ソースコード公開ポリシーを変更し、最新のコードをパートナーや一部開発者のみに限定しているため、LineageOSチームは初期版を採用せざるを得ませんでした。
新機能:ジェスチャー操作から高度な保護モードまで
Android 16ベースの「LineageOS 23.0」には、エッジ・トゥ・エッジモード、予測型バックナビゲーション、アプリ適応性の向上、高度な保護モードなど、6月安定版で導入された機能がすべて搭載されています。
一方で、Material 3 Expressiveテーマやデスクトップモードは完全対応していませんが、独自の音楽プレーヤーや**テレビ向けホームランチャー「Catapult」**など、ユニークな拡張機能が加えられています。
対応デバイス:Pixel、Xperia、OnePlus、Xiaomiなど多数
LineageOS 23は、Google Pixel、Sony Xperia、Motorola、OnePlus、Samsung、Xiaomiなど、幅広いブランドのスマートフォン・タブレットをサポートしています。
代表的な対応機種は以下の通りです:
- Google Pixelシリーズ:Pixel 4a 5G、Pixel 5、Pixel 5a
- Sony Xperiaシリーズ:Xperia 1 V、Xperia 5 V、Xperia 10 V など
- OnePlusシリーズ:OnePlus 11 5G、OnePlus 12R、OnePlus 9 Pro など
- Samsungシリーズ:Galaxy S10、Galaxy Note 10、Galaxy Tab S6 Lite など
- Xiaomiシリーズ:Xiaomi 13 Pro、POCO F5、Redmi Note 10 Pro など
このほか、Fairphone 5やNothing Phone (2)、Realme 10 Pro 5G、Lenovo Z6 Proなどもサポート対象に含まれています。
全対応モデルの詳細はこちらの公式リストで確認可能です。
カスタムROMの魅力は継続的なサポート
LineageOSは、メーカーの公式アップデートが終了した古い端末でも、最新のAndroid体験を提供できる点が最大の魅力です。今回のLineageOS 23は、Android 16の主要機能を多くのユーザーに届けることを目的としています。
出典: Huawei Central





