Android Auto、古いAndroidスマートフォンのサポートを終了:Android 9未満の端末はアップデート不可に
Googleは、最新バージョン「Android Auto v15.5」の配信に伴い、ついに古いAndroid端末のサポート終了を正式に開始しました。
今回の変更により、Android 8.0(Oreo)および8.1を搭載したスマートフォンでは、Android Autoの新バージョンをインストールできなくなることが明らかになっています。
Android 9(Pie)以降が必須に
9to5Googleの報道によると、Googleは1年以上前から予告していた仕様変更を正式に実施しました。
今後、Android Autoを利用・更新するにはAndroid 9(Pie)以上のOSが必須となり、古い端末ではv15.4が最後の対応バージョンとなります。
Playストアのベータテスター向けにはすでに新要件が反映されており、数週間以内に一般ユーザーにも順次適用される見込みです。
Android 8端末では今後の更新不可
Android 8端末でも当面はAndroid Autoが動作しますが、新機能・バグ修正・セキュリティ更新の対象外となります。
Googleは過去にも古いバージョンのサポートを段階的に終了しており、完全なサポート停止も時間の問題と考えられます。
2017年リリースのOreo、ついに終焉へ
Android 8(Oreo)は2017年にリリースされており、すでに多くの主要アプリが対応を終了しています。
開発者にとっても、利用者の少ない古いOSを維持するのは負担が大きく、今回の判断は時間の問題だったといえるでしょう。
Android 8ユーザーへの対処法
もしあなたのスマートフォンがまだAndroid 8のままであれば、次のステップを試してみてください:
- システムアップデートを確認
設定メニューからAndroid 9へのアップデートが提供されていないか確認。
もし可能であればアップデートを実施することで最新のAndroid Autoが利用可能になります。 - 新しいスマートフォンへの買い替えを検討
アップデートが不可能な場合は、過去数年以内に発売されたエントリーモデルでも十分対応可能です。
新しい端末なら今後数年間はAndroid Autoの更新を安心して受けられるでしょう。
Googleの対応方針と今後
今回の変更は、Androidエコシステムの近代化とセキュリティ強化を目的としており、他のGoogleサービスも同様の方針を取る可能性があります。
今後、Android Autoはより安定した接続性とAI連携を重視したアップデートを続けるとみられています。
出典: Sammy Guru





