サムスンは1月のGalaxy Unpackedイベントでトライフォールド(3つ折り)スマホを予告したが、今度は4つの折りたたみパネルを持つスマートフォンの特許を出願したとの報道がある。Gadgets360によると、この特許には3つのヒンジで接続された4枚のディスプレイパネルが記載されており、展開すると1枚の大きなディスプレイになる設計だという。
特許の詳細:4つ折りスマホの仕組み
WIPO(世界知的所有権機関)の特許データベースに出願されたこのデザインは、サムスンのこれまでで最も複雑なフォルダブルデバイスの1つと見られている。技術図面には、以下のような構造が示されている。
- 折りたたみ方式:2つの内側ディスプレイが特別なヒンジで接続され、外側のディスプレイがそれを覆う形で折りたたまれる。
- コンパクト化:中央ヒンジ(525)を軸に、さらに折りたたむことで、厚みはあるものの持ち運び可能なサイズになる。
- 大画面化:完全に展開すると、シームレスな大型ディスプレイとして利用できる。
サムスンのフォルダブル戦略と今後の展望
サムスンはこれまでもトリプルフォールドディスプレイやロール式スクリーンのプロトタイプを公開してきたが、今回の特許はさらに高度な折りたたみ構造を示唆している。ただし、このデザインが実際に製品化されるかどうかは不明だ。
現在、サムスンはトライフォールドスマホの発売も控えており、まずはこのモデルを中国や韓国など一部市場で展開するとみられている。今後、4画面折りたたみスマホの開発が進めば、フォルダブル市場のさらなる革新が期待される。
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