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シグマが世界初のミラーレス用200mm F1.8レンズを開発中との噂

シグマの300-600mm F4 DG OS 超望遠レンズ。
シグマの300-600mm F4 DG OS 超望遠レンズ。

1988年、キヤノンが発売した「EF 200mm F1.8L USM」は、当時としては世界最速の200mm望遠単焦点レンズでした。その後、2004年に生産終了となって以来、これに匹敵する性能のレンズは登場していません。しかし、ミラーレス時代において、この伝説的なスペックが復活する可能性が浮上しています。

シグマが「F1.8・200mm単焦点レンズ」を開発中?

Lマウント関連のニュースを扱う「L-rumors」によると、シグマが世界初となる200mm F1.8のフルサイズミラーレス用単焦点レンズを開発しているとの情報が浮上しています。このレンズはLマウント(シグマ、ライカ、パナソニック)およびソニーEマウント対応となる見込みです。

実はシグマは、2020年にこの仕様に関する光学設計の特許を取得しており、今回の噂はその延長線上にあると見られます。現時点では、パフォーマンスや価格、発売時期に関する具体的な情報は明らかにされていませんが、同レンズはシグマの「Sports」シリーズに属する可能性が高いと見られています。

唯一無二のスペック:200mm & F1.8

この噂が事実であれば、現行のどのミラーレスレンズとも異なる唯一無二のスペックとなります。200mmという中望遠域と、開放F値1.8という明るさを兼ね備えた単焦点レンズは、スポーツ撮影、ポートレート、風景撮影などにおいて非常に大きな魅力を持ちます。

● スポーツ&動体撮影:

明るいF1.8は、屋内やナイターなどの低照度環境でも高速シャッターでの撮影が可能。スピード感ある一瞬を確実に捉えられるため、スポーツカメラマンにとって理想的なレンズとなるでしょう。

● ポートレート撮影:

200mmという焦点距離は圧縮効果が高く、被写体を立体的に美しく浮かび上がらせるのに最適です。さらに、F1.8の浅い被写界深度により、被写体を際立たせる極上のボケ表現が可能になります。

● 風景&野生動物撮影:

遠くの被写体を引き寄せる中望遠レンズとして、風景写真においても背景と前景を圧縮しつつ特定の要素に焦点を当てる作品づくりができます。野生動物の撮影においても、被写体に干渉せず距離を保ちながら高精細な描写が期待できます。

価格と重量はネックか

F1.8という明るさと200mmの焦点距離を両立させるため、サイズや重量は相応に大きくなると予想されます。また、ハイエンドな光学性能を搭載することから、価格も高額になる可能性があります。しかし、それでもこのレンズの登場は、多くのプロフェッショナルやハイアマチュアにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

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