投稿

記事を共有する:

AIが生み出す未来のシューズ「Syntilay」、リーボック共同創業者が発表

リーボックのロゴ。
リーボックのロゴ。

リーボック共同創業者のジョー・フォスター氏と起業家のベン・ワイス氏が、世界初のAI設計によるシューズ「Syntilay(シンティレイ)」を発表した。価格は149.99ドル(約2万2,500円)で、AIがデザインを主導し、3Dプリント技術を活用して製造される。

「Syntilay」は、約70%のデザインがAIによって生成され、ヨットのブリッジやSFアーティストのシド・ミードのデザインに着想を得ている。AIが作成したコンセプト画像をもとに、人間のデザイナーがスケッチを加え、最終的な3Dモデルが完成する仕組みだ。

カラーはブラック、ブルー、オート(ベージュ系)、オレンジ、レッドの5色展開。スマートフォンアプリを使って足をスキャンし、個人の足に最適なサイズでカスタムフィットされる。最初の生産数は数千足に限定され、プレミアムな一足となる見込み。

ドイツで一足ずつ3Dプリントされ、製造から配送まで4~6週間を要する。「Syntilay」は単なる新商品ではなく、AIによるファッションアイテムの未来を示すプロジェクトでもある。今後は、著名人やインフルエンサー向けのAIデザイン製品開発も視野に入れている。

フォスター氏は「リーボックでの経験を活かし、AI技術を取り入れた新たな挑戦に取り組んでいる」と述べ、次世代のシューズ産業におけるイノベーションを強調した。

こちらもお読みください:  Botinkit、AI搭載の調理ロボット「Omni」を発表

この記事をメールまたはお気に入りのソーシャル メディア サイトを通じて共有してください:

フェイスブック
X
リンクトイン
ピンタレスト
メール

コメントする

ニュースレターを購読してください!

ニュースレターのコンテンツを受信ボックスに受け取るにはサインアップしてください

上部へスクロール