Googleが年内にも発表を予定しているとされる次期スマートウォッチ「Pixel Watch 4」のレンダリング画像が流出し、注目を集めています。インドのテックメディア91Mobilesが著名リーカー「OnLeaks」ことSteve Hemmerstoffer氏と共同で公開したもので、5K高解像度レンダリングと360度ビュー動画が含まれています。
デザインは踏襲、細部に変化
外観は、前モデル「Pixel Watch 3」と同様に円形ディスプレイを採用。ベゼルはわずかにスリム化されており、背面のデザインは初代Pixel Watchに似ています。ただし、これまで背面にあった4つの充電用ピンが消えており、ワイヤレス充電に対応する可能性が示唆されています。Pixel Watch 3ではUSB Type-C経由での充電でした。
また、スピーカーの左右に2つの新しい物理ボタンが追加されています。その具体的な機能は明らかにされていませんが、これまでにない要素として注目されています。

サイズと厚みに変化の兆し
Pixel Watch 4の厚みは14.3mmと、Pixel Watch 3の12.3mmよりも増加しており、バッテリー容量の増加などが推測されています。サイズは今年も41mmと45mmの2サイズ展開となる見込みです。
リーク画像ではブラックの筐体が確認されていますが、Googleは例年通り複数のカラーバリエーションを用意すると見られています。Pixel Watch 3では、マットブラック、シルバー、シャンパンゴールド、ポリッシュドシルバーといったアルミ仕上げのカラーに、オブシディアン、ポーセリン、ヘーゼル、ローズクォーツなどのバンドが組み合わされていました。
スペック詳細は未確定ながら、SoC刷新の可能性も
現行のPixel Watch 3はQualcommのSnapdragon W5 Gen 1を搭載していますが、Pixel Watch 4では新しいチップセットへの刷新が期待されています。一部では、Pixelスマートフォン向けの「Tensor」チップをベースとしたカスタムSoCが将来的に搭載される可能性も報じられています。
GoogleのPixel Watch 4は、Pixel 10シリーズと共に2025年後半に正式発表されると見られており、今後の情報に注目が集まっています。