Google Pixel 10シリーズの10月アップデート、ディスプレイ不具合修正も新たなアプリクラッシュ問題が発生
ディスプレイ修正アップデートが新たな問題を引き起こす
GoogleがPixel 10およびPixel 10 Proシリーズ向けに配信を開始した10月のソフトウェアアップデートが、新たな不具合を引き起こしていることが明らかになりました。
当初このアップデートは、発売当初から報告されていた「一時的にディスプレイが使用不能になる問題」を修正する目的で配信されましたが、結果として多くのユーザーが「アプリが頻繁にクラッシュする」新たな不具合に直面しています。
Reddit上の報告(スレッドはこちら)によると、アップデート後に多くのアプリが起動直後にフリーズ、またはクラッシュする現象が確認されています。特にPixel 10 ProおよびPixel 10 Pro XLで頻発しているものの、一部のPixel 10無印モデルでも同様の問題が発生しているとのことです。
一部ユーザーが見つけた「暫定的な回避策」
問題解決のために再起動を試みても改善されないケースが多いものの、ユーザーの中には一時的な解決策を見つけた例もあります。
あるユーザーは、Google PlayサービスおよびGoogle Playストアの10月アップデートを削除することでクラッシュ問題が解消されたと報告。しかし、この方法ではGoogleアカウントから一時的にログアウトされるため、再ログイン用のパスキーを別デバイスにバックアップしておく必要があります。
また、別のユーザーは、設定 → アプリ → Google Playサービス → キャッシュの削除を行うことで、問題が解消されたと述べています。この方法は一部のデバイスで即時効果があったとされています。
Googleの対応は未発表、アップデート未適用者は注意
現時点でGoogleはこの不具合について公式なコメントを出していません。
そのため、まだ10月アップデートを適用していないユーザーは、Googleが正式な修正版をリリースするまでアップデートを控えることが推奨されています。
Pixel 10シリーズはGoogleの最新フラッグシップモデルとして高い期待を集めていましたが、発売直後からソフトウェアの安定性に関する報告が相次いでおり、今回の問題も引き続きユーザー間で大きな関心を呼んでいます。
出典: NotebookCheck





