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Google、Pixel Tablet 2を発表!Tensor G4&デタッチャブル設計で“スマートAIタブレット”が進化

Pixel Tablet 2(画像出典:Google)
Pixel Tablet 2(画像出典:Google)

Googleは2025年6月、次世代Androidタブレット「Pixel Tablet 2(ピクセルタブレット2)」を正式に発表しました。
初代Pixel Tabletから約2年ぶりとなる本モデルは、AI活用・性能・利便性の全てをアップデートし、家庭用スマートディスプレイとモバイルタブレットの**“ハイブリッド進化形”**として再定義されています。

Tensor G4チップとGemini AIとの深い統合により、Googleが描く「AI×スマートホーム×モビリティ」の未来像を具体化する製品となっています。


■ Tensor G4×Gemini AI=生活を最適化する“AIタブレット”

Pixel Tablet 2には、Googleの最新プロセッサTensor G4が搭載されており、AI推論性能・バッテリー効率・画像処理能力が大幅に向上。
特にGoogle独自のAI「Gemini Nano / Gemini Live」がタブレットに標準統合されていることで、次のような体験が可能です:

  • ノートやメモアプリの内容を自動要約・分類
  • オンライン会議の音声をリアルタイムで議事録化
  • ウェブ検索中に画面上の情報を読み取り、Geminiが補足解説を表示
  • 多言語のコンテンツをリアルタイム翻訳
  • 音声アシスタントがアプリ内操作まで対応可能に(例:「写真をメールで送って」)

これにより、Pixel Tablet 2は単なる“コンテンツ消費端末”ではなく、“パーソナルAIアシスタント端末”としての存在感を高めています。


■ デザインとドック構造が刷新

Pixel Tablet 2のデザインは、より薄型・軽量化され、わずか7.2mmの厚さと490gの軽量ボディを実現。
また、新たに登場した第2世代スマートドックは、スピーカー性能が強化されただけでなく、MagSafeライクなマグネット接続による即時ドッキング・充電・音響同期が可能になりました。

ドック装着時はGoogle Nest Hubのようなスマートホームハブとして機能し、Google Home、照明、音楽、監視カメラなどの一括制御が可能です。
また、ドック経由での「ハンズフリーのGoogle Meet会議」や「スタンドでの動画視聴」なども非常に快適に行えます。


■ ディスプレイ・スピーカー・バッテリー性能も向上

Pixel Tablet 2は**11インチのOLEDディスプレイ(解像度2560×1600)**を採用し、HDR10+にも対応。映像の色再現度と黒の深みが格段に向上しています。

内蔵スピーカーは4基のステレオスピーカー構成で、ドック使用時にはスピーカー数が合計8基となり、映画や音楽も臨場感あるサウンドで楽しめます。

さらに、バッテリーは8,600mAhに増量され、通常使用で最大12時間、動画再生では10時間以上の持続を実現。USB-C急速充電(30W)にも対応しています。


Pixel Tablet 2 の主な仕様

ディスプレイ:11インチ OLED(2560×1600, HDR10+)
プロセッサ:Google Tensor G4
メモリ / ストレージ:8GB / 12GB RAM、128GB / 256GB / 512GB
OS:Android 15(Gemini AI統合)
バッテリー:8,600mAh(最大12時間駆動)、30W急速充電
スピーカー:本体4基+ドック4基(Dolby Atmos対応)
通信:Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4 / UWB対応
その他:顔認証、指紋センサー、スマートドック同梱
カラー:セラミックホワイト / グレーシャーブルー / ピーチベージュ


■ 家でも外でも使える「AI時代のパーソナル端末」

Pixel Tablet 2は、家庭のスマートハブであり、外出先のモバイルPCでもあるという“二刀流デザイン”を磨き上げた製品です。
Gemini AIとの連携により、ただの情報端末から「考えるAIパートナー」への進化を遂げ、Androidタブレットの新たな可能性を切り開いています。

2025年後半、家庭でもビジネスでも活躍できるタブレットのスタンダードとして、Pixel Tablet 2は大きな存在感を放つでしょう。

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