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PICO、「Waist Motion Tracker 2.0」で“腰”までフルボディトラッキングに対応:2025年最新モデル登場

PICO Waist Motion Tracker 2.0(画像出典:PICO)
PICO Waist Motion Tracker 2.0 レビュー|腰の動きを捉える次世代VRトラッカー【2025最新】

VR体験を一歩進める腰装着型モーショントラッカー

VR/メタバース向けのフルボディトラッキング機器として注目を集めるPICOシリーズに、新たなアクセサリ「Waist Motion Tracker 2.0(2025年版)」が加わりました。これまで主に足首用トラッカーが主流だった中、腰部分をカバーすることで「立ち/座り」「膝・腰の動き」「腰回転」などをより正確に捉えることを目的としています。

PICO公式サイトでは、「腰トラッカーを加えることで、座っている・横になっている姿勢のトラッキング精度が向上する」と説明されています。PICO VR


主な仕様・特徴

以下はWaist Motion Tracker 2.0の主なスペック・特徴です:

  • 6DoF(6自由度)モーションキャプチャ対応:9軸IMU+12個の赤外線センサー搭載。最大200Hz更新頻度。PICO VR+1
  • レイテンシ(遅延)約20ミリ秒、位置誤差平均5 cm、角度誤差平均6°という高精度トラッキング。Knoxlabs
  • 腰用ベルトストラップ設計:腰回りに装着可能で、動きに対する追従性を改善。
  • 長時間バッテリー:単体で25時間以上使用可能(使用条件による)という仕様。PICO VR
  • 対応デバイス:主にPICO 4 / PICO 4 UltraなどPICO XRヘッドセットと互換。eBay+1

デザイン・使用感について

トラッカー本体は比較的軽量で、ベルト部分も腰にフィットするよう設計されており、装着感の負担を抑えています。
ただし、実際のユーザーコメントからは「腰トラッカーを加えたら逆に誤差・ドリフトが増えた」「ストラップ長が足りない/装着位置が限定される」という声も出ています。Reddit+1

VRチャットやダンス、フィットネス用途での活用を想定しており、腰回転やひねり動作を含む動きに自然に対応できる点が大きな魅力です。


利用シーン・可能性

このトラッカーを活用することで、以下のようなシーンでメリットがあります:

  • VRフィットネス:腰の動き・捻りを含むエクササイズを正確に捉え、効果的なトラッキングが可能。
  • メタバース・VRチャット:自分のアバターが腰の動きまで再現されることで没入感が向上。
  • ダンス/パフォーマンス:腰の回転・シフト・体重移動など、腕・脚だけでは捉えきれない動作をキャプチャ可能。
  • ゲーム/シミュレーション:刀剣振り・格闘・スポーツ等での身体動作の再現力を高めるアドオンとして。

注意点・購入前チェック

  • 対応環境:PICO XRヘッドセットとの互換性が中心。既存環境での使用可否を確認することが重要です。
  • 装着位置・ストラップ長:腰回りのサイズ・パンツ/ベルトループの仕様により装着感が異なります。レビューでは「ストラップが短い」「ベルトループにしか固定できなかった」という指摘あり。Reddit+1
  • トラッキングの精度:腰を加えることでメリット大きい一方、センサー配置・ファームウェアによる影響もあり、“導入直後はキャリブレーションが必要”という声もあります。
  • 価格・入手性:海外ショップでは数千ペソ台でリストされており、国内販売/保証体制を確認した上での購入が安心です。

まとめ

「PICO Waist Motion Tracker 2.0」は、フルボディトラッキング時代の次の一手として注目のアクセサリーです。腰に装着することで、脚・腕・頭だけでは捉えきれなかった“胴体の動き”を精密にキャプチャし、VR/メタバース体験をさらにリアルにします。

一方で、装着・キャリブレーション・環境適合性という観点から、既存環境との調和が求められる製品でもあります。VRユーザー・クリエイター・フィットネス用途ユーザーにとっては注目すべきギアと言えるでしょう。

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