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テルモ、英OrganOxを15億ドルで買収|肝臓移植向け臓器保存技術を世界展開

OrganOx のロゴ。
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オックスフォード発メドテック企業「OrganOx」がテルモに15億ドルで買収――日本が医療技術をグローバル展開へ。

東京に本社を置く医療機器大手テルモは、オックスフォード大学発のスピンアウト企業OrganOxを15億ドル(約2200億円)相当で買収することで合意しました。これは英国の大学スピンアウトとしては過去最大規模の案件です。

医療技術の革新が導く次世代の移植医療

OrganOxが開発したのは、従来の冷却保存とは異なり、人間の体温に近い温熱条件下で酸素や栄養を送り続けて臓器を活性状態に維持する“NMP(常温機械灌流)”デバイスです。肝臓移植においては既に6,000例を超える実績があり、2021年にはFDAの承認も取得しています。新たに腎臓用デバイスの開発も進められており、2030年までの実用化が見込まれています。

UK企業最大の出口案件、投資家にとっても

買収額は、英国の医療技術系スタートアップにとって最大級のエグジット金額であり、特に最大の出資者である**BGF(Business Growth Fund)にとっては最大の投資リターンとなり、出資額に対し1.7億ポンド(約290億円)**のリターンをもたらしました。

今後の展望とテルモの狙い

OrganOxはテルモの新たな子会社としてオックスフォードに本社を維持したままグローバル展開を加速。テルモは、この買収を通じて移植医療関連のグローバル市場へ積極的に参入し、移植成功率の向上や臓器不足への対応、医療従事者の負担軽減を図る計画です。

出典: uktech.news

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