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TikTok、AI強化のため数百人のコンテンツモデレーターを削減へ

TikTok のロゴですが、文字 O はキャンセル記号です。(画像ソース: visuals、Unsplash)
TikTok のロゴですが、文字 O はキャンセル記号です。(画像ソース: visuals、Unsplash)

英国チームを中心に大規模リストラ

ソーシャルメディア大手のTikTokは、AI活用を一層強化する方針の一環として、数百人規模のコンテンツモデレーターを削減する計画を進めていることが報じられました。報道元のウォール・ストリート・ジャーナルによると、この動きは主に英国に拠点を置く約2,500人のチームに影響するものの、南アジアや東南アジアの従業員も対象になるとされています。ただし、具体的な人数は明らかにされていません。

85%以上の削除はすでにAIが実行

TikTokによれば、プラットフォーム上でガイドライン違反とされ削除されるコンテンツの85%以上はすでにAIによって自動的に検出・削除されています。人間による監視体制を縮小し、自動化へと移行する流れは以前から進められており、2024年末にはマレーシアを拠点とする500人規模のモデレーションチームを削減しました。

また、2025年7月にはドイツ・ベルリンの拠点で、約150人の従業員がAIに置き換えられることが発表され、労働組合グループver.diが抗議のストライキを行ったことも記憶に新しい出来事です。

英国「オンライン安全法」と労組投票のタイミング

今回の削減は、英国で「オンライン安全法」が施行された直後に行われました。この法律では、未成年を有害コンテンツから保護できなかった場合、プラットフォーム企業に対し全世界売上高の最大10%、または1,800万ポンド(約34億円)のいずれか大きい方を上限に罰金を科すことが可能となっています。

さらに報道によれば、このリストラはロンドンの従業員が労働組合への加入について投票を行う直前に実施され、TikTokの経営陣が労組結成に抵抗していたと伝えられています。

TikTokと労働組合の主張

TikTokは「グローバルなTrust and Safety(信頼と安全)体制を強化する再編の一環であり、AIの進展を取り入れつつ、運営効率とスピードを最大化するために拠点を絞る」と公式声明を発表しました。

一方、英国通信労働組合(CWU)のジョン・チャッドフィールド全国組織委員は「TikTokは人間のモデレーターを必要としていない。AIによる完全自動化を目指している」と批判。「AIは革新的に聞こえるが、実際には人件費削減のためのオフショア化に過ぎない」と指摘しました。

出典: PCマガジン

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