Wasabi Technologies(ワサビ・テクノロジーズ)は、クラウドストレージサービスの提供者として、SINET(サイエンス・インフォメーション・ネットワーク) と提携しました。このパートナーシップにより、日本の大学や研究機関は、SINETのセキュアで高速なネットワークを通じてWasabiのストレージソリューションを利用できるようになります。
Wasabiは、APIやデータ転送(エグレス)料金などの追加費用なしでデータストレージを提供しており、大量のデータ管理をコスト効率よく行うことができる点で知られています。 SINET は、日本の国立情報学研究所(NII)が運営しており、1,000以上の大学と研究機関をサポートし、300万人以上の研究者と学生をつなげる情報ネットワークです。SINETは日本の学術データ管理の重要なインフラストラクチャです。
教育機関の増大するデータ要求に対応
研究、ビデオ、バックアップに関するデータストレージの需要が増大する中、Wasabiのクラウドストレージは、予測できないコストを避けるための信頼できる解決策を提供しています。これは、SINETの強力なインフラを利用する教育機関にとって特に重要です。
Aki Wakimoto(秋元 明)、Wasabi Technologiesの日本担当マネージャーは、教育機関におけるデータアクセスの重要性について次のように述べています:
「教育機関は、学生の革新を推進しながらも、限られた予算内でデータに迅速かつ安全にアクセスできることが求められています。クラウドストレージはデータアクセスを可能にする上で重要な役割を果たしており、Wasabiは他のプロバイダーの数分の1のコストで最高のパフォーマンスを提供します」と秋元は語りました。
世界的な支援:世界中のネットワークへの対応
SINETとの統合に加え、Wasabiは世界中の学術ネットワークとも提携しています。例えば、オーストラリアのAARNetや、イギリスのJANETなどです。Wasabiは、世界中の大学や研究機関のニーズに合わせたクラウドストレージを提供しています。