パナソニックコネクト、新4K多目的カメラ「AK-UBX100」を発表
放送・ライブ制作向けに設計された高性能ボックス型カメラ
パナソニックコネクト株式会社は、放送やライブイベントなどの4K制作向けに、新たな多目的カメラ「AK-UBX100」を発表しました。本モデルは、同社のUCX100と同じ2/3型ベイオネットマウントセンサーおよび映像処理プラットフォームを採用しており、プロフェッショナル環境での柔軟な運用を可能にします。
UE160とのカラー整合性と一体化メニューで統一操作
UBX100は、同社の人気PTZカメラ「AW-UE160」とカラー整合性を取る設計がなされており、異なるカメラ間で統一感のある映像表現を実現します。さらに、統一化されたメニューインターフェースと共通リモート操作パネルへの対応により、複数のカメラを用いた現場でも直感的な操作が可能です。
マルチカメラ環境でのシームレスなワークフローを実現
UBX100はUCX100およびUE160と完全互換性を備え、マルチカメラ環境でのスムーズな運用をサポートします。対応するIPプロトコルも幅広く、SMPTE ST 2110, NDI High-Bandwidth, NDI HX2, SRTなどの最新規格に対応。多様な映像配信・制作環境で柔軟な接続性を発揮します。
デュアル12G-SDIとSFP+/28ポート搭載、軽量設計でロボット撮影にも対応
接続面では、デュアル12G-SDI出力およびSFP+/28ポートを備え、堅牢な信号伝送が可能です。本体重量はわずか1.9kgで、ロボットアームへの搭載や可変レンズ構成にも最適です。また、HD光学ローパスフィルターを搭載し、不要なモアレや偽色を抑制する設計がなされています。
パナソニックによるこの新しいUBX100は、4K制作現場での多用途性と高い操作性を両立する次世代カメラとして注目を集めています。
出典: Worship AVL
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