Phison、Windows 11アップデートによるSSD故障報告を否定:4,500時間の検証で問題再現せず
Phisonが徹底調査で問題を否定
先週、一部で「Windows 11のKB5063878アップデートがSSDやHDDを破壊する可能性がある」との報告が拡散しました。しかし、SSDコントローラ大手のPhisonは、WCCFTechへの声明で、この問題を否定しました。
Phisonは、影響があったとされるドライブに対し累計4,500時間以上のテストと2,200回以上の検証サイクルを実施。その結果、問題を再現できず、さらに「パートナーや顧客からも同様の報告は一切ない」と強調しています。
一部で広がった“陰謀論”説
報道によると、WCCFTechは「Phisonに不利な意図を持つ第三者がデマを流布した可能性がある」と指摘。ただし、具体的な証拠は示されていません。
当初は、アップデート後の大規模な書き込み処理時に不具合が発生しやすいとされ、ドライブキャッシュの挙動や「WindowsのOSバッファキャッシュ領域でのメモリリーク」が原因と疑われました。その結果、ファイル破損のリスクがあると懸念されたのです。
影響を受けたとされたモデルには、WD Blue SN5000、Corsair MP510・MP600、SK Hynix Platinum P41などが含まれていました。
Redditでも賛否両論
この問題はReddit上でも議論されており、あるスレッドでは体験談が分かれています。
あるユーザーは「アップデート後、SSDが認識されず消失したかと思ったが、再起動したら復活した」と投稿。一方で、単なるハードウェア故障や偶然の不具合に過ぎない可能性も指摘されています。
まとめ
Windows 11は世界中で利用者が多いため、アップデート後に一部で不具合が発生するのは確率的に避けられない面があります。しかし、Phisonの大規模検証結果から考えると、今回の「SSDが破損する」という報告は誇張や誤解である可能性が高そうです。