Xiaomi、新型Wi-Fi 7ルーター「BE10000 Pro」を発表 ― AIデュアル10G対応、最大30Gbps有線接続も可能
ハイエンドモデル「BE10000 Pro」が登場
Xiaomi(シャオミ)は、中国市場で新型ハイエンドルーター「BE10000 Pro」を発表しました。価格は**1,699元(約3万6,000円)**で、最新規格Wi-Fi 7に対応し、AIによるデュアル10G有線接続や拡張ストレージ機能を備えています。
デザインとハードウェア
本体は縦型タワーデザインでマット仕上げを採用し、サイズは242×70×273mm。7つのLEDインジケーター、12本の高利得アンテナ、12基の信号増幅器を搭載しています。
内部にはQualcomm製NPro A7クアッドコア1.8GHzプロセッサと2GB RAMを搭載し、高性能ネットワーク処理とAI機能を実現。スマートホームやオフィス、エンタメ用途に対応します。
最大10,024MbpsのWi-Fi 7性能
「BE10000 Pro」はトライバンドWi-Fi 7に対応し、2.4GHz(1376.4Mbps)、5.2GHz(5764.8Mbps)、5.8GHz(2882.4Mbps)を組み合わせ、理論値で最大10,024Mbpsの無線速度を提供。
最大12ストリーム接続が可能で、OFDMAやMLO、4K QAM技術により複数デバイスの同時接続も効率的に処理します。
有線接続と拡張性
有線ポートは10Gbps×2、2.5Gbps×4を搭載し、合計30Gbpsの帯域幅をサポート。デュアルWAN/LANアグリゲーションやIPTV、ゲーム専用ポート設定も可能です。
さらにM.2 NVMe SSDスロットとUSB 3.0ポートを搭載し、リモートファイルアクセスやSamba共有、Baidu Netdiskダウンロード、Docker展開などの高度な機能を利用できます。
冷却性能と安定性
複数のヒートシンクと高速ファンを搭載し、長時間利用時の安定性を確保。187種類の安定性テストをクリアしており、48時間の高湿度試験や7日間連続負荷運転にも耐えたとしています。
HyperOS Connectとスマート機能
Xiaomi独自のHyperOS Connectに対応し、最大1,000台のネットワークデバイスと300台のBluetooth機器を接続可能。Bluetooth Meshゲートウェイ機能も備えています。
さらにXiaoAi音声アシスタント、NFCタッチ接続、自動パスワード同期といった便利機能も利用できます。
ゲームやストリーミングにも最適
「BE10000 Pro」は、ゲーム、動画配信、ビデオ通話、オンライン授業、ライブ配信向けにワンクリックAI加速を用意。利用シーンに合わせた最適化が可能です。
出典: MSN