ゲーム中の誤入力を防ぐ新技術
ゲームをプレイ中、「確かにボタンを押したはずなのに、なぜか反応しなかった」と感じたことはないだろうか? そんな悩みを解決するかもしれない新技術の特許を、任天堂が先月出願した。
プレイヤーの操作をリアルタイムで予測
この特許は、プレイヤーの操作をリアルタイムで分析し、次に入力される可能性の高いボタンを予測する技術に関するものだ。特許の説明によると、ゲーム中のあらゆる操作—スティックの動き、ボタンの押下、画面上のカーソルの位置など—を考慮し、次の入力を推測する仕組みになっている。
オンラインゲームでの遅延対策にも期待
特許のフローチャートを見ると、この技術がプレイヤーの操作履歴をどのように処理し、次の入力を導き出すかが示されている。この技術が実用化されれば、特にオンラインゲームなどで通信遅延が発生した場合でも、正確な操作を維持するのに役立つ可能性がある。また、同じ一連の操作を何度も繰り返すような場面でも、誤入力を防ぐ効果が期待できる。
「Switch 2」に搭載される可能性は?
ただし、任天堂の特許は必ずしも製品化されるとは限らない。次世代機「Switch 2」に搭載される可能性もあれば、最終的に実用化されないまま終わる可能性もある。今後の展開に注目したい。
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