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アルファベット、AIアプリケーション向けの新チップ「Ironwood」を発表

Googleが開発した量子コンピューティングチップ「Willow」のプレビュー。
Googleが開発した量子コンピューティングチップ「Willow」のプレビュー。

AIアプリケーション向けの新しいチップ
アルファベットは、AIアプリケーションのパフォーマンスを加速させることを目的とした新しい第7世代AIチップ「Ironwood」を発表しました。このチップは、ユーザーがOpenAIのChatGPTのようなソフトウェアを使ってデータを問い合わせる際に必要となる計算処理を迅速に行うために設計されています。業界では「推論」計算とも呼ばれるこのチップは、チャットボットの回答を生成するためやその他の応答を生成するために素早く計算を実行します。

Googleの競争力を高めるAIチップ
Googleが行ってきた約10年間にわたる数十億ドル規模のプロジェクトは、Nvidiaの強力なAIプロセッサに対抗できる数少ない有力なチップのひとつとして注目されています。GoogleのTensor Processing Units(TPU)は、同社のエンジニアやクラウドサービスを通じて使用されるもので、内部AIの開発において他の競合と比較して優位性を持たせてきました。これまでの世代では、TPUファミリーのチップは大規模なAIモデルの構築を目的にしたものと、AIアプリケーションの実行に特化したコスト削減を目的にしたものに分けられていました。

Ironwoodチップの新しい特徴
新たに発表されたIronwoodチップは、AIアプリケーション向けの推論処理をターゲットにしており、最大9,216個のチップを組み合わせて使用することができます。この新しいチップは、以前の設計にあった機能を統合し、メモリの容量も増強されており、AIアプリケーションの提供においてより適したものとなっています。

パフォーマンス向上と消費電力の効率化
「推論の重要性は非常に高まっており、Ironwoodはそのニーズに応えるために開発されました」と、Googleの副社長であるアミン・ヴァハダット氏は述べています。Ironwoodチップは、昨年発表されたGoogleのTrilliumチップに比べ、消費電力に対して2倍のパフォーマンスを誇っています。この新しいチップは、GoogleのGemini AIモデルの構築に使用され、Google自身の設計によって製造される予定です。

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