先週、都内のカフェで仕事をしていたとき、隣のテーブルにいた人がスマホ、イヤホン、スマートウォッチ、それぞれ別のケーブルで充電していて、机の上がかなり混み合っていました。最近はそれが特別な光景ではなくなってきています。スマホ1台だけで完結していた頃と違って、今は“毎日充電するデバイス”が増えました。だからこそ、充電器そのものの性能より、充電まわりをどう整理するかが意外と大事になっています。
そこで目に留まるのが、4-in-1 LED 折りたたみ式ワイヤレス充電器です。今回主に取り上げるJabeesのPowerGlowは、iPhone、AirPods、Apple Watch、そしてQi対応機器を同時に充電できる4-in-1設計で、さらに折りたたみ式、LEDナイトライト付きという少し欲張りな仕様になっています。公式には、ケース厚3mmまでのスマホ充電対応や、持ち運びしやすい超薄型の折りたたみ設計も案内されています。
この手の製品の良さは、何よりケーブルの本数が減ることです。スマホ用、イヤホン用、ウォッチ用と別々の充電器を置かなくていいだけで、机やベッドサイドの見た目はかなり変わります。充電器は生活感が出やすいので、1台にまとまるメリットは思っている以上に大きいです。特にApple製品を複数使っている人には分かりやすく刺さるタイプの製品でしょう。Jabeesは、PowerGlowでiPhone・AirPods・Apple Watchに加え、Qi対応機器も同時に充電できると説明しています。
しかもPowerGlowは、ただの据え置き型ではありません。公式では、折りたたみ式で超薄型、旅行にも向く設計とうたわれています。ここは見逃せないポイントです。4台同時充電クラスの製品は便利な反面、置き場所を選ぶものも少なくありません。その点、折りたためるモデルは、出張や旅行でバッグに入れやすい。毎日使う据え置き充電器としても、必要ないときはたためるだけで圧迫感が減ります。こういう“地味に助かる”設計は、実際に使うと効きます。
さらに、この製品がちょっと面白いのはLEDナイトライト付きなところです。充電器にライトが必要かどうかは人によって意見が分かれそうですが、寝室やベッドサイドで使うなら意外と相性がいいはずです。夜中にスマホや時計を探したいとき、少しだけ手元が明るいのは便利です。大げさな機能ではありませんが、こういう一工夫があると“ただの充電器”より道具としての完成度が上がります。AULUMUのM01 4-in-1 Folding Wireless Charging Stationも、3段階の暖色ナイトライトを備えていて、最近の4-in-1系が「充電+周辺体験」へ広がっていることが分かります。
ここで少し比較してみると、4-in-1充電器にも方向性の違いがあります。たとえばJabees PowerGlowは、LEDナイトライト付きで、見た目や使う場所の心地よさまで意識したタイプです。一方、RORRYのA7はQi2対応と携帯性を前面に出したモデルで、PR TIMES掲載情報では、Qi2対応、最大15WのMagSafe充電、Watch 3.5W、USB-A/USB-C各5W出力、約168×76×36mm・約142gといった仕様が紹介されています。A7は“できるだけ小さく持ち歩ける4-in-1”という性格が強く、Appleユーザー向けの実用機に近い印象です。
AULUMUのM01は、また少し違います。公式では、iPhone最大15W、AirPods 5W、Apple Watch 5W、追加のUSB-C出力10W、さらに35W以上のアダプター推奨と案内されていて、4台同時充電の安定性を意識した設計です。しかもスタンドにもパッドにもなる“二形態”で使えます。価格はJabeesより高めですが、そのぶん角度調整や追加USB-C出力まで含めて、デスク常設向きの性格が強いです。正直、AULUMUは少しメカっぽい見た目で好みが分かれそうですが、スタンドとしての完成度は高そうです。
つまり、同じ4-in-1でも選び方は変わってきます。
寝室やベッドサイドで“すっきり置きたい”ならJabees、
Qi2重視で持ち歩きたいならRORRY、
デスク据え置きで機能を盛りたいならAULUMU、
という見方がしっくりきます。
もちろん、こうした製品にも注意点はあります。4台同時充電は便利ですが、すべての端末で有線急速充電並みのスピードを期待する道具ではありません。Jabeesは“同時充電”を前面に出していますが、RORRYのPR TIMES掲載レビューでも、Apple Watch側は最大3.5Wでやや控えめとされていますし、AULUMUも3台以上同時充電する場合は35W以上のアダプターが必要だと案内しています。便利さは確かに大きい一方で、速度より“定位置でまとめて充電する快適さ”に価値を感じる人向けです。
それでも、このカテゴリが人気を集める理由はよく分かります。充電器はスペック表だけでは測りにくく、実際には毎日の小さなストレスをどれだけ減らせるかが重要です。ケーブルを探す、差し込む、絡まる、寝る前に何本もつなぐ。そういう面倒を1台でまとめられるのは、かなり気持ちがいい。特にデスク周りやベッドサイドをすっきり見せたい人にとっては、単なるアクセサリー以上の価値があります。
2025年の充電アクセサリー市場は、単に“何W出るか”だけでなく、省スペース、携帯性、見た目、使う場所との相性まで含めて選ばれる時代に入っています。4-in-1 LED 折りたたみ式ワイヤレス充電器は、その流れを象徴する製品です。スマホ、イヤホン、ウォッチを毎日使っていて、机やベッドサイドの“充電の散らかり”に少しでもうんざりしているなら、こういう整理型の充電器はかなり相性がいいはずです。
総じて言えば、このタイプの魅力は「たくさん充電できること」より、充電という行為を整えてくれることにあります。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、スマート充電ステーションという言い方も、あながち間違っていません。見た目を崩さず、必要なデバイスを一か所に置いて終わる。そのシンプルさは、毎日使うほど効いてきます。





