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シャープが改良版「AQUOS R9 Pro」を発表、カメラとディスプレイ性能を強化

シャープの新しいスマートフォン AQUOS R9 Pro を手に持つ人物。(画像提供: GSMArena)
シャープの新しいスマートフォン AQUOS R9 Pro を手に持つ人物。(画像提供: GSMArena)

シャープは今年5月に発表されたAQUOS R9の上位モデル「AQUOS R9 Pro」を発表しました。このプロモデルは12月に日本で発売され、その後、台湾、インドネシア、シンガポールでも展開される予定です。

ライカと共同開発した高度なカメラシステム

AQUOS R9 Proには、ライカと共同で開発された「バリオ・ズミクロン」カメラシステムが搭載されています。背面には3つの50.3MPカメラがあり、新たに65mm望遠レンズ(f/2.6)が追加されました。これにより、2.8倍の光学ズームと最大20倍のデジタルズームが可能になり、1/1.56インチセンサーとドルビービジョンによるビデオ撮影のサポート、光学式手ぶれ補正(OIS)によってシャープな画像が実現します。

メインカメラはさらに大きな1/0.98インチセンサーを備えており、スマートフォン市場でも最大級のセンサーサイズを誇ります。このセンサーには23mm(86°)f/1.8レンズとOISが組み合わされ、鮮明な撮影が可能です。また、50.3MPの超広角カメラ(13mm、122°、f/2.2)が搭載されており、広角撮影やマクロ撮影にも対応しています。さらに、フロントには23mm f/2.2レンズを備えた50.3MPカメラが配置されています。

専用シャッターボタンで快適な撮影体験

AQUOS R9 Proには、カメラアプリを起動できる専用のシャッターボタンが搭載されています。長押しでカメラを起動し、半押しでフォーカスを調整できるため、プロフェッショナルな撮影体験が可能です。

強力なSnapdragonプロセッサーと大容量ストレージ

AQUOS R9 ProにはSnapdragon 8s Gen 3プロセッサーが搭載されていますが、シャープの通常のフラッグシップシリーズとは異なります。しかし、12GBのRAMと512GBのストレージを備えており、高性能デバイスとして十分です。冷却にはベイパーチャンバーシステムを採用しており、熱をカメラのリングに逃がすことで、フィルターの装着にも対応しています。

240Hzのリフレッシュレートを備えたQHD+ OLEDディスプレイ

AQUOS R9 Proには、6.7インチQHD+ Pro IGZO OLEDディスプレイ(1,440 x 3,120px)が搭載されており、1Hzから240Hzまで可変のリフレッシュレートで、シャープな映像とスムーズな操作が可能です。画面には超音波指紋センサーが組み込まれており、Android 14が初期搭載されています。今後、3回のOSアップデートと5年間のセキュリティパッチが提供される予定です。

スマートフォンの仕様を示す日本語のテキストラベルが付いたシャープのAQUOS R9 Proスマートフォン。(画像提供: GSMArena)
スマートフォンの仕様を示す日本語のテキストラベルが付いたシャープのAQUOS R9 Proスマートフォン。(画像提供: GSMArena)

IP68防塵・防水性能で高い耐久性

AQUOS R9 Proは、IP68の防塵・防水性能を備えており、Wi-Fi 7およびBluetooth 5.4にも対応しています。バッテリーは5,000mAhで、充電速度については未公開です。ソフトウェアにはAI駆動のボイスメールの文字起こしや、通話中にキーワードを抽出してメモアプリに追加する機能も搭載されています。

発売日と価格

AQUOS R9 Proは、約190,000円でドコモを通じて提供される予定です。シャープは、AQUOS R9 Proを本格的なカメラのように持ち運べる肩掛けストラップ付きの専用ケースも販売します。

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