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Amazon、「Echo Mirror」を発表！音声と視線で操作する“話せる鏡”が新しいスマートホーム体験を提供

2025年6月、Amazonはスマートホーム市場の新たな一手として、音声＆視線で操作できる次世代スマートミラー「Amazon Echo Mirror」を正式発表しました。
これは、洗面所・玄関・寝室などに設置できるミラー型ディスプレイデバイスで、日常の「鏡に映る自分」と対話するように、天気、予定、ニュース、健康状態、スマート家電の状態などを確認できるというものです。

従来のEchoシリーズの音声体験を視覚と融合し、“見る×話す×考える”スマートミラーという新しいカテゴリを打ち出しました。

■ 見た目は鏡、でもその中はスマートディスプレイ

Echo Mirrorは、24インチのリフレクティブ・ディスプレイ（半透過型OLED）を搭載しており、通常は美しい鏡面として機能。
「Alexa」と呼びかけると画面が透過表示に切り替わり、天気・カレンダー・ニュース・通知・音楽などを表示します。

照明は自動調光LEDが内蔵されており、化粧やスキンケアのシーンでは色温度を自動調整。顔色や肌の状態を確認しやすくするビューティーモードも搭載されています。

■ 視線と音声でタッチレス操作を実現

Echo Mirrorの最大の特徴は、視線認識センサーと音声制御AIの連携による完全タッチレス操作です。

「Alexa、今日の予定は？」→ カレンダーが画面右側に表示
ミラー内の「天気」アイコンに3秒視線を向ける → 詳細天気表示
「ニュース見せて」→ 映像付きのニュース速報が再生
「音楽を流して」→ お気に入りのプレイリストを再生

音声と視線を掛け合わせた自然なインタラクションにより、歯磨き中や両手がふさがっているときでも直感的な操作が可能になります。

■ ヘルスケアと連動した“自己管理のミラー”へ

Amazon Echo Mirrorは、スマートウォッチや体重計と連携することで、日々の健康状態を表示。
起床後には「睡眠時間、ストレスレベル、心拍の変化」を自動でサマリー表示。体重や血圧、姿勢データも過去比較で分かりやすく提示されます。

特に注目は、AIによる肌分析機能。照明・視線・カメラを利用して、乾燥・皮脂バランス・表情筋の変化を週単位で可視化。
「肌の調子は良好です。水分量が少し低下傾向なので、保湿を意識しましょう」などのアドバイスが音声で届きます。

■ Amazonデバイスとシームレス連携、セキュリティも安心

Echo Mirrorは、他のEchoデバイスやRingカメラ、Fire TV、Amazon Musicなどと完全連携し、ホームオートメーションのハブとしても活用可能。
たとえば：

玄関で姿を映しながら、「電気全部消して」と命令
帰宅時に、「エアコンを入れて」「今日のメモを読んで」と指示
スマートドアロックや照明の状態もミラー内に表示

また、視線認証によるユーザー切り替えが可能で、家族それぞれに合わせた内容（予定・天気・健康）を表示。プライバシー対策も強化されています。

Amazon Echo Mirror の主な仕様：

● ディスプレイ：24インチ反射型OLED（フルHD）
● 音声認識：Alexa搭載 / 遠距離マイクアレイ×4
● 視線認識：EyeSense 2.0（3D IRセンサー＋カメラ）
● スピーカー：ステレオフルレンジスピーカー / サブウーファー内蔵
● 通信：Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.4
● ヘルス連携：Fitbit / Withings / Amazon Halo 対応
● 対応言語：日本語 / 英語 / 中国語 / 韓国語他
● サイズ：W56cm × H38cm × D2.5cm
● カラー展開：ミラーブラック / パールホワイト / ウッドブラウン