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Sony、新型「LinkBuds X」を発表!AIノイズ制御&空間オーディオ対応の“耳を開く”次世代イヤホン

Sony LinkBuds X(画像出典:Sony Electronics)
Sony LinkBuds X(画像出典:Sony Electronics)

ソニーは2025年6月、完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「LinkBuds X」を発表しました。
従来のLinkBudsシリーズの「開放型+常時接続」の思想を継承しつつ、今回はAIによるノイズコントロール・自動環境適応・空間オーディオ・マルチポイント接続など、ハイエンド機に匹敵する機能を備えたモデルへと進化しています。

“耳を開きながら、音の世界を閉じる”という矛盾を共存させるこの製品は、日常の音体験そのものを変える新たな一歩を踏み出しています。


■ 耳をふさがない“オープンフィット構造”+AIノイズ制御

LinkBuds Xは、シリーズ初のセミオープン構造と密閉型ドライバーハイブリッド設計を採用。
周囲の音を完全に遮断するのではなく、**AIが環境音の種類を解析し、必要な音だけを通す「適応型透過モード」**を実装しました。

たとえば:

  • オフィスでは周囲の会話だけを通し、雑音は低減
  • 屋外では自動車音などの危険音のみを通過
  • カフェや移動中は音楽に集中できるモードに切り替え

これにより、周囲に“気づくこと”と“没入すること”の切り替えが完全に自動で行えるようになりました。


■ 空間オーディオ&マルチデバイス連携が強化

LinkBuds Xは、**360 Reality Audio(空間オーディオ)**の最新版に対応し、音源が頭の周囲に“配置されるような体験”を実現。音楽はもちろん、Netflixやゲームアプリにも対応しています。

さらに、AIチップと内蔵センサーを活用し、以下のような高度な連携が可能:

  • ヘッドトラッキング対応で、音が常に“正面”に来るよう調整
  • Android / iOS / Windowsデバイスとの3台同時マルチペアリング
  • 音声アシスタント(Google / Alexa / Siri)対応&ジェスチャー制御

これにより、イヤホンは“再生する道具”ではなく、“音のパーソナルUI”へと進化しました。


■ バッテリー、快適性、音質も着実に向上

LinkBuds Xは本体のみで最大9時間連続再生、ケース込みで最大30時間使用可能。10分の急速充電で1.5時間の再生にも対応しています。

音質は、統合型6mmドライバー+独自DSPチューニングにより、LinkBuds S比で約25%音場が広がり、ボーカルの立体感と低域の深さも向上。
耳への負担を減らす新素材イヤーチップや、汗・水に強いIPX5防水設計もあり、日常使いからワークアウトまで幅広く対応できます。


Sony LinkBuds X の主な仕様

ドライバー:6mm ハイブリッドドライバー(DSP補正)
ノイズ制御:AIノイズ推定+環境自動適応(オープン構造対応)
空間音響:360 Reality Audio+ヘッドトラッキング
通信:Bluetooth 5.4 / マルチポイント(最大3台)
バッテリー:最大9時間(イヤホン)+21時間(ケース)
防水:IPX5
操作:タッチ / ジェスチャー / 音声アシスタント対応
カラー展開:ミッドナイトグレー / パールホワイト / アッシュブルー(限定)


■ 日常を“耳で制御する”時代のイヤホン

Sony LinkBuds Xは、「開放」と「集中」、「周囲との調和」と「自己表現」という相反するニーズを、高次元で両立する次世代イヤホンです。

ただ音楽を聴くだけではなく、“音の在り方そのものを自分に合わせて最適化してくれる”存在として、イヤホンの定義を塗り替える革新的な製品といえるでしょう。

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