Motorolaは、従来モデルに似たデザインを維持しつつ、スペックが向上したThinkPhone 25 を正式に発表しました。LenovoのThinkPadラップトップのように、このスマートフォンもビジネスプロフェッショナルを対象に設計されており、生産性とデバイス統合を強化する機能を提供しています。
ディスプレイとパフォーマンス
ThinkPhone 25 は、6.36インチのpOLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120Hz、Corning Gorilla Glass 7iで保護されています。ディスプレイは1.2K解像度(2670 x 1220)と最大3,000ニットの明るさを誇り、HDR10+、10ビットカラー、DCI-P3カラースペースに対応しています。
内部にはMediaTek Dimensity 7300チップセットが搭載されており、8GBのRAMと256GBの内部ストレージが組み合わされています。これにより、特にビジネスユーザーにとって、スムーズなパフォーマンスと効率的なマルチタスク処理が可能となります。
カメラシステム
ThinkPhone 25 は、多彩なトリプルリアカメラシステムを備えています。メインカメラには50MPのSony LYTIA 700Cセンサーが採用され、光学式手ブレ補正(OIS)とデュアルピクセルフェーズ検出オートフォーカス(PDAF)を搭載。これに加えて、13MPの超広角カメラと3倍の光学ズームを持つ10MPの望遠レンズが付属しています。フロントには32MPのセルフィーカメラが搭載されており、高品質なビデオ通話やセルフィーが可能です。リアカメラでは4K/60fps、フロントカメラでは4K/30fpsでのビデオ撮影が可能です。
ビジネス向け機能
ビジネスユーザー向けに設計されたThinkPhone 25 は、LenovoのPCやMotorolaのタブレットとのシームレスな統合が可能で、デバイスの同期を容易に行えます。ユーザーは通知を一元管理したり、キーボードとマウスを複数のデバイスで共有したり、ThinkPhoneのカメラをWebカメラとして利用することもできます。
さらに、B2B(企業間取引)顧客向けにはMoto Device Managerが提供され、IT部門がリモートでデバイスを管理できる機能も搭載されています。Motorolaは、5年間のOSアップデートとセキュリティパッチの提供、Wi-Fiセキュリティの強化、マルウェアやフィッシングの検出機能の向上を約束しています。
バッテリーと充電
ThinkPhone 25 は、4,310mAhのバッテリーを搭載しており、USB Type-C経由で68Wの有線急速充電と、15Wのワイヤレス充電に対応しています。これにより、ユーザーは最小限のダウンタイムで、1日中接続を維持できます。
価格と発売時期
Motorola ThinkPhone 25 は、11月に499ユーロで発売される予定です。現時点では日本での発売は未定ですが、続報があり次第お伝えします。
Motorola ThinkPhone 25 のスペック:
- ディスプレイ: 6.36インチ 1.2K(2670 x 1220)pOLED、462 ppi、120Hzリフレッシュレート、HDR10+、最大3,000ニット
- 保護: Corning Gorilla Glass 7i
- プロセッサ: MediaTek Dimensity 7300
- カメラ:
- 50MPメインカメラ(Sony LYTIA 700C)、OIS対応
- 13MP超広角カメラ
- 10MP望遠カメラ、3倍光学ズーム
- 32MPフロントカメラ
- バッテリー: 4,310mAh、68W有線急速充電、15Wワイヤレス充電対応
- OS: Android 15
- その他: IP68防塵防水、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、NFC、デュアルSIM、ステレオスピーカー
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