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サムスン「Project Infinite」XRヘッドセット、10月13日に韓国発売へ | Apple Vision Pro対抗

Apple Vision Pro(画像出典:Apple)
Apple Vision Pro(画像出典:Apple)

Samsung、XRヘッドセット「Project Infinite」を2025年9月29日に発表へ ― Apple Vision Proに挑む戦略とは

Galaxy Unpackedでの正式発表が濃厚

SamsungはGoogleおよびQualcommと共同開発中の次世代XRヘッドセット「Project Infinite」(コードネーム:Project Moohan)を、2025年9月29日に開催されるGalaxy Unpackedイベントで発表する予定だと、韓国や米国のメディアが一斉に報じている。正式販売はまず韓国市場で10月13日に開始され、その後、グローバル展開が段階的に行われる見込みだ。

XR市場でのSamsungの立ち位置

近年、XR(拡張現実/複合現実)市場はAppleの「Vision Pro」によって大きな注目を集めている。Vision Proは3500ドル(約52万円)という高額ながらも、先進的な体験で市場をリード。しかしSamsungは、長年培ったスマートデバイスとディスプレイ技術を武器に、Android陣営の代表としてこの分野に参入し、Appleへの対抗馬となることを狙っている。

業界関係者の間では、Project Infiniteは「Androidエコシステムと親和性が高く、日常的に使えるXRデバイス」として期待されている。

“Androidアプリがすぐ使える”という強み

このデバイスの最大の特徴は、Google Play ストアにある主要なAndroidアプリがリリース当初から利用可能になることだ。従来のXRデバイスでは、専用アプリや限られたコンテンツしか楽しめないケースが多かったが、SamsungはGoogleとの連携によって、その壁を突破しようとしている。

これにより、既存のゲームやツール、ストリーミングアプリがシームレスに利用でき、ユーザーは「スマホの延長線上にあるXR体験」をすぐに楽しむことが可能になる。これはApple Vision Proにはない強力な差別化要素といえる。

価格帯と販売戦略

リーク情報によると、Project Infiniteの価格は**1800〜2800ドル(約25万〜39万円)**に設定される見込みだ。これはVision Proの3500ドル(約52万円)より安いが、依然として高級デバイスの位置づけとなる。

Samsungは2025年末までに10万台の出荷を目標としており、まずはハイエンドユーザーや開発者、技術に敏感な層をターゲットに販売を拡大する考えだ。韓国での初期展開後、北米や日本、欧州など主要市場への投入が計画されているとされる。

Qualcommチップ搭載で高性能を実現

Project Infiniteには、Qualcommが開発する次世代Snapdragon XRプラットフォームが搭載される。これにより、グラフィック処理能力やバッテリー効率が従来機種から大幅に向上。さらに、Samsungの有機ELディスプレイ技術が組み合わさることで、高精細かつ低遅延の映像体験を可能にする。

加えて、重量の軽減やフィット感の改善が進められており、初期のテストユーザーからは「非常に快適で長時間の使用にも耐えられる」との評価が寄せられている。

スマートグラスへの布石

SamsungはProject Infiniteを単なるヘッドセットとしてではなく、次世代スマートグラスの橋渡し的製品と位置付けている。報道によれば、同社は2026年末までにディスプレイ搭載型と非搭載型の2種類のスマートグラスを発売する計画を進めている。

これらのデバイスは、Ray-Ban Meta Glassesのように軽量でスタイリッシュなデザインを採用し、より日常生活に溶け込む形で展開される可能性が高い。もし計画通りに進めば、Samsungは「ヘッドセットからグラス型デバイスへ」という市場の大きなトレンドを主導することになる。

今後の注目点

  • 2025年9月29日のGalaxy Unpackedでの正式発表
  • 韓国での10月13日発売開始
  • 価格は25万〜39万円程度、年内10万台の出荷を目指す
  • Google Playアプリが当初から利用可能
  • 2026年にはスマートグラス市場へ参入予定

XR市場はAppleとMetaが先行しているが、Samsungの参入によって競争が激化するのは確実だ。Project Infiniteは「日常的に使えるAndroidベースのXR体験」を提供できるかどうかが最大の焦点となるだろう。

出典: iottechnews.com

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