投稿

記事を共有する:

ソフトウェアエンジニア、イヌのフン回収ドローン「Poopcopter」を発明

米国のソフトウェアエンジニア、Caleb Olson 氏による「Poopcopter」のプレビュー。

犬を飼う上で一番大変なことといえば、散歩中のフンの後始末ですが、この問題を解決しようとする男性がミネソタ州リノ・レイクスにいます。

ソフトウェアエンジニアのカルブ・オルソン(30歳)は、常に日常の問題を解決する方法を考えるアイデアマン。友人と一緒にブレインストーミングを行い、新しい発明を生み出しています。

「時々、兄弟や友人を招いてアイデアを白板に書き出し、新しい発想を考えるんです」とオルソンさんは語ります。

彼の発明には、レーザーで犬のフンを検知する装置や赤ちゃんの寝かしつけコーチ、空腹を知らせるアラームなどがあります。

数年前、コーギー犬「トゥインキー」と暮らすオルソンさんは、フン検知器のアイデアを思いつきました。

「自宅の庭に設置した防犯カメラを使って試作したんです」と彼は説明します。「レーザー付きのロボットアームを作り、かなり大げさな解決策でしたが、シンプルな問題に挑戦しました。」

そこからさらに便利にする方法を模索しました。「でも結局、自分でフンを拾わなきゃいけないんですよね」とオルソンさん。「理想を言えば、全く触らずに済むようにしたい。それでドローンと回収機構を考えたんです。」

Poopcopterが実現する自動フン回収

Poopcopterは、カメラを搭載したドローンで、自動的に庭をパトロールし、コンピュータビジョンを使ってフンを見つけます。フンを検知すると、ドローンが着陸し、フンを拾い上げて指定の廃棄場所へ運びます。

「誰もフンを拾いたくないですよね。それは嫌な作業ですし、誰もがやっていることです」とオルソンさん。「袋やスコップで距離を置こうとしたり、業者に頼むこともあります。でも技術でその作業を自動化できれば、フンに触れる必要がなくなる。それが理想です。」

当初、「ドゥドゥ・ドローン」や父親が提案した「フンフリフリ5000」などの名前も考えましたが、「Poopcopter」が最終的に選ばれました。

「名前で何をするものかが伝わりますし、ちょっと子供っぽいけど面白いと思いました」と彼は言います。

消費者向けかサービス向けか、方向性を模索中

現在Poopcopterは試作段階で、消費者に直接販売するのか、企業向けにサービスを提供するのかを検討中です。

「どちらの方向性も考えていて、誰かがアドバイスをくれたら嬉しいですね。その方向性によって、次に進める作業が決まります」と彼は話します。「特許の申請も終わり、安心して話せる段階に来ました。消費者に直接販売するのが一番面白いと思います。」

まだ多くの未確定要素があるため、Poopcopterの販売価格を正確に見積もるのは難しいですが、自動芝刈り機ほど高くはならない予定です。順調に進めば、6カ月から1年以内に市場に登場する可能性もあります。

プロジェクトの最新情報は、オルソンさんのウェブサイト(https://calebolson.com)でご覧ください。

こちらもお読みください:  Apple、macOS 15.4アップデートで新デザインの「Mail」アプリを発表予定

この記事をメールまたはお気に入りのソーシャル メディア サイトを通じて共有してください:

フェイスブック
X
リンクトイン
ピンタレスト
メール

コメントする

ニュースレターを購読してください!

ニュースレターのコンテンツを受信ボックスに受け取るにはサインアップしてください

ヘサイテクノロジーとSAICフォルクスワーゲンが戦略的パートナーシップを締結

グローバルなLiDAR技術のリーダーであるHesai Technologyは、SAIC Volkswagenとの戦略的パートナーシップを発表しました。この協力は、Hesaiの先進的なLiDAR製品と技術をSAIC Volkswagenの業務に統合し、新たな自動車産業エコシステムの構築を目指しています。1984年に設立されたSAIC Volkswagenは、2023年に120万台の車を販売するなど、市場での強力な存在感を維持しています。Hesaiは1,700件以上の特許を保有し、世界の自動運転車LiDAR市場で74%のシェアを占めています。世界のトップ10の自動運転企業のうち9社が、Hesaiの360°高性能LiDARを採用しており、この提携は自動車技術の進展に向けた重要な一歩です。

続きを読む »

エレコム、初の認証を受けたUSB4 2.0ケーブルを発表

日本の周辺機器メーカーエレコムは、USB4 2.0ケーブルの初の認証を受けました。この新しいケーブルは、80Gbpsの転送速度と240Wの電力供給をサポートし、12月中旬に発売される予定です。USB4 2.0は、現代のハードウェアで一般的に見られるUSB4の後継で、最大80Gbpsの速度を提供します。この新規格により、ゲーム用ノートパソコン向けの効率的な電源アダプターが実現し、8Kディスプレイを60Hzで接続可能になります。

続きを読む »
上部へスクロール